裏技を使う

2011年2月6日 雑記
「一刀斎夢録」(上・下)を読み終わった。
わりと読みやすく読み出したら一気に進む小説でした。終わり方がちょっと微妙なんだけど読んでみて損はないと思った。
幕末と明治の終わりという二つの時代の雰囲気の違いみたいな比較が面白かったです。

さてこの本、1週間位掛けて本屋で上巻の3/5を立ち読みしたんだけどやっぱり立ち読みは申し訳ないと言う気持ちが強かった。でも読み出しが良かったんで続きも見たいと思っていたら意外なところで思いがけない提案を受けた。

母曰く、「図書館に入れてもらえばいいじゃない」

小学校・中学校の頃は学校に図書室があったので買って読むより借りて読む方が断然多かった。高校にも図書室はあったがとても不便な場所にあったためあまり利用することもなくなった。大学時代は・・・レポートや試験の際には図書館・図書室を利用したような気がするが読むために借りると言うことはたぶんなかった。また私のいっていた大学にはそう言う本は殆ど無かった気がする。

そんなこんなで図書館に行くなどすっかりなくなってしまっていたので当初その提案の意味がよくわからなかった。
すると母が「お母さんはいま図書館でボランティアしているけどよく利用する人は読みたい本のリクエストをよく出してるよ。あんまりマニアックなものは無理だけど結構入ってくるよ」と説明してくれた。

1月に出たばかりの新刊だし浅田次郎氏という著名な作家だし今わりと歴史本ブームだし・・・これなら良いんじゃないかとダメ元でリクエストを出してもらった。
すると意外や意外あっさりと通ってしまいあっという間に本がやってきたのだ。しかもリクエストしたから1番に借りられることに!

と、いうことでぴかぴかの新刊を読むことが出来た。買ったわけではないけど何となく良い気分だ。
世の中には自分の知らない便利が結構あるのだな、と1冊の本から学んだ出来事だった。




mana様コメントありがとうございます。
仕事を変えると言うことはなかなか難しいです。煙に巻かれながら毎日頑張っています。

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