諦めた・・・

2010年10月26日 雑記
涼しくなってきてようやく工場の稼働率も良くなってきた。それに連動して仕事も増える。これはまぁ仕方ない。

しかし今月から別の理由で仕事が増えていた。
と、いうのはウチの会社は同じ市内に工場が幾つか分かれて建っていてそれぞれ違う物を作っている。中には事務員のいない工場があったりして暇な時には工場のおばさんが事務的なこともやってくれるがそれが出来なくなってきたので本社の事務員に回ってきたのだ。また事務員がいる別の工場の仕事も一人ではやりきれないと言うことで同じく増えている。

そんなわけで私も本来の経理の仕事とは全く別の業務が倍以上増えてしまった。
しかし・・・仕事が増えたからと言って残業して残業代をくれる会社じゃない。タイムカードはある程度の時間になると自主的に切っているらしい。
らしい、というのは私の場合そういったサービス残業が嫌なのでなるべく定時(定時が無理なら残業に響かない+30分以内)に帰るようにしているからだ。どうしてもその日の内にやらなければいけない仕事以外は定時が来たら翌日以降に回すようにしている。それでも他に響かないよう出来るだけ時間の配分を見ながら計画的に仕事するように努めているから問題にはならないようにしている。
仕事が増えた分やりくりはより際どくなり毎日「もう少しやりたいなぁ」と思いながらも「これは何とか明日やりきろう」と気持ちを切り替えていた。

ところが、こうしているのは私だけで他の事務員は時間になるとタイムカードを切ってそこから仕事が片付くまで仕事をしていた。労働基準など中小企業にはあってないようなものなのかもしれない。

他の人がそれはそれで構わないのであれば私が口出す事じゃない。そう思ってきたのだがどうもそう言っているわけにはいかない事態になった。

「早く帰れるなら他の人の仕事手伝ってやってよ」
と、会社の役員に言われてしまったからだ。

え?なんで?と思いましたよ。
だって私も仕事持ってるのだから。時間があるならそれを済ませたいと思っているから。出来る限りやりきってそれでも出来なければ時間を後日何とか作ってやりきっているんだから。
勤務時間内にやれない仕事を抱えているのは同じなのに何で他の人の仕事を手伝わないといけないの?

・・・色々検証したところ、偉い人の評価というのは事務員の場合ただでも頑張って働いてくれるかどうかにあるようで勤務時間内にどの程度仕事を片付けたかはあまり関係ないらしい。なにしろ50年以上働いているパートのおばさんなんて日曜日だろうとお正月だろうと某役員が「仕事するから手伝って」と電話を掛けてくるので出社しているというのだ。勤務時間とか勤務条件なんてなんら関係ない。そんなことを口にすれば「それなら大企業へ就職すればいいじゃないか」と言われるのが落ちだ。それとこれとは全く関係ない気がするのだが・・・

結局サービス残業することにした。もちろん人の仕事を手伝うのではなく自分のその日出来なかった分をやっていくだけだ。
でも・・・そんな仕事させられていればかえって仕事の効率が下がったり会社への不満がたまる原因になるだけだと思うのだが・・・所詮雇われの身だからと諦めるしかないようだ。


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