不思議な光景

2010年5月12日 雑記
大学の教育実習の頃だっただろうか?(私は教育学部だったので・・・)
最近は男の子に男らしくとか女の子に女らしくと言っていけないのだ、と聞いたのは。

正直な感想として、なんだそれ?だった。
別に男が男らしく女が女らしくするべきと言うのではない。そんなことわざわざ注意として言うことか?と思ったのである。

私が子供だったそれこそ20数年前は当然のように言われた言葉だった。女なんだからもう少し柔らかく話すべきだ、家事は当然出来るべきだ、愛嬌を持つべきだ・・・などなど色んなことを言われたものだ。内心、愛嬌はどうだって良いだろうと思ったがそれを言うともっと五月蠅くなるので聞き流していた。

そして現代である。今や家事は女性だけがすべきことではないし家計を支えるのも男性だけでないのが普通だ。女性も随分たくましくなったし家事が出来る男性も普通になった。

さて、本日のタイトルであるがかなり前からちょっと気になっていることである。

毎朝会社に車で通っている私だが、1年半位前から会社に直接行くのではなく系列の工場に寄ってから出社することになった。
直接行っていた時は会社の直前までバイパスを使っていたので歩行者や自転車に会うことは殆ど無い道路だった。しかし工場に寄ることになったのでかなり手前でバイパスを降り裏道を通らなくてはならなくなった。通学時間にかぶってしまうため高校生の自転車や歩いている中学生に気をつけなくてはならなくなった。
歩行者の場合は飛び出しに気をつければいいのでまだ楽だが、自転車は結構無法、後ろも見ずに突然進路変更をしたりするのでなかなかに神経を使う。土曜日に一人も人影車影を見ないとホッとしたりする。

そんな中で時々気になる光景に出会う。
たぶん高校生だと思うのだが6~7人の男の子が道に横並びに自転車を走らせているのだ。
道にいっぱいに広がって危ない、と思うより「気持ち悪い」と感じてしまう光景だ。
車が近づくと3・4くらいですっと左右に分かれ通してくれるのだが、通り過ぎるとまた左右から近づき横並びに戻るのである。

私の感覚では女子学生が集団化するというのはありがちである。しかし高校生位の男子が通学するのに5人以上で連なったりするのだろうか?高校生と言えば自己主張が強くなっている頃であるし下手につるむと言うことに気恥ずかしさを感じつっぱったり一人狼を気取ったりする頃ではないだろうか?
私が高校生の頃はチャリ通の男子と言えば自転車を滅茶苦茶なスピードで走らせて先生に見つかって怒られたりしていたのだが・・・どうもそう言った感覚とは全く違うらしい。まったりとしたスピードで時々会話しながら横並びに進んでいくのだ。

時代が違うと言われてしまえばそれまでだが、時々出会うその光景に何とも居心地の悪さを感じずにはいられないでいる。

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