毎年12月24日にムーンライトながらに乗っている。初めて乗ったのは1993年だからもう16年前からになる。大学時代には方向が違うことがあって乗らない年もあったが、卒業後は毎年必ず乗ることになる。何故ならばそれ以外に静岡に帰る手段がなかったからだ。25日は通常仕事があるのでそれに行くためにはどうしても帰らなければいけなかったからだ。
ながらに乗るほど遅くまで東京で何をしているかと言えば毎年恒例のALFEE武道館公演を見に行っている。
春と秋と毎年ツアーをやっているALFEEであるが、12月23日24日は武道館と決まっている。そしてクリスマスイブである24日はそれまでのツアーとは異なっているのだ。異なるというか正確に言えばツアーメニューに追加されるといった方が良いかもしれない。寸劇が入ったりここだけでしか歌わない曲をやったり・・・とにかくこの日ここでしか見れないものが見ることが出来る公演なのだ。
それを見るために毎年無理をしても24日に東京にやってくる。前の会社にいた頃はこの日だけは休みを取って、今の会社は休めないので半日早退して何とか参加を続けている。
ただ、唯一困るのがこのスペシャルが入るため24日の公演は他のどこよりも公演時間が長くなると言うことだ。チケット代は同じなのでものすごくお得であるが、10時ぎりぎりくらいまで公演されてしまうともう乗れる新幹線はなくなってしまう。
そうなると帰れる便はムーンライトながらである。今は夜行バスもあるらしいのだが、昔は静岡に止まる高速バスは夜の7時台までしかなかったから問題外であった。
そんなわけでこの夜東海道線を走る快速電車に毎年お世話になってきた。
長年乗り続けているうちにながらという電車も随分変わった。
乗り始めた頃は全席自由席でピークの時期は通路に新聞紙をひいてごろ寝され足を置くことさえ出来なくなってしまったこともあった。
そのうちに小田原までが指定席区間になったり、臨時便が出るようになったり、ついには全区間指定席になってしまったりした。
その為にこのムーンライトながらの乗車券を取ることがとても難しくなってしまった。特に青春18切符の使用可能期間はプレミアに近い。昨年など10時前からカウンターに並んだのに10時から予約の方のチケット取りをされ私の番が回ってきた5分時点ではもう無くなっていたくらいだ。(臨時の方が取れたから良かったけど・・・)
そして今年である。昨年の失敗を元に人が並ぶ大きな駅ではなく半無人駅という小さい駅で乗車券を取ることにし10時10分前に駅に着いた。
そして10時に発売されるながらのチケットを申し込むと、駅員さんから意外な返答が返ってきた。
「ながら?動いている時期かな?」
一瞬、何を言われたのかわからなかった。
「ながらって1年中ありますよね?」
「今は期間運行だよ。18切符の使える時だけ」
その返答に内心えーっと声を上げた。全く知らなかった事実だったからだ。
だがとりあえず今回必要なのはその18切符の運用時期だ。何しろ私自身がそれを使用するつもりだから。そのまま上手く駅員さんに頼んで無事に乗車券をゲットすることが出来た。
満足感を得て帰宅したのだが、ふと気になってPCで検索した。そしてその結果に愕然とした。初めて知る事実にショックを受けたのだ。
確かに駅員さんが言った通りムーンライトながらは今年の3月から期間運行になっていた。ほぼ青春18切符の使用期間である。それは確認だけだったのでもう驚かなかったが問題はその中身、である。
なんと今のムーンライトながらは停車駅が半減していたのだ!
静岡県内だけでも熱海・三島・富士が減っている。愛知も岐阜も少なくなっている。
今までは降りる駅を富士と静岡で選択できたがもうそれも出来なくなってしまった。
時代が変われば変革することもあるだろう。でも何となく変わるたびに便利でなくなって行くような感じがするのは気のせいだろうか。確かにすし詰めの電車は怖かったが、今となってはあの乱雑さも懐かしく思えてくる。
実際の問題として富士と静岡では自宅には富士の方が近い。帰宅するにはその方が使いやすかった。静岡で降りて車で戻るには夜間はちょっとしんどい気がする。
最近の傾向では24日の公演も多少短めになってきた。ちょっと無理をすれば最終の新幹線に間に合うかも、と昨年思ったものだ。今年がもし同じような状況なら・・・もしかしたら新幹線で帰ることを選択するかもしれない。
そうなるともうムーンライトながらで帰るクリスマスは無くなってしまうのかもしれない。毎年恒例行事が無くなってしまう可能性に少し寂しさを感じている。
ながらに乗るほど遅くまで東京で何をしているかと言えば毎年恒例のALFEE武道館公演を見に行っている。
春と秋と毎年ツアーをやっているALFEEであるが、12月23日24日は武道館と決まっている。そしてクリスマスイブである24日はそれまでのツアーとは異なっているのだ。異なるというか正確に言えばツアーメニューに追加されるといった方が良いかもしれない。寸劇が入ったりここだけでしか歌わない曲をやったり・・・とにかくこの日ここでしか見れないものが見ることが出来る公演なのだ。
それを見るために毎年無理をしても24日に東京にやってくる。前の会社にいた頃はこの日だけは休みを取って、今の会社は休めないので半日早退して何とか参加を続けている。
ただ、唯一困るのがこのスペシャルが入るため24日の公演は他のどこよりも公演時間が長くなると言うことだ。チケット代は同じなのでものすごくお得であるが、10時ぎりぎりくらいまで公演されてしまうともう乗れる新幹線はなくなってしまう。
そうなると帰れる便はムーンライトながらである。今は夜行バスもあるらしいのだが、昔は静岡に止まる高速バスは夜の7時台までしかなかったから問題外であった。
そんなわけでこの夜東海道線を走る快速電車に毎年お世話になってきた。
長年乗り続けているうちにながらという電車も随分変わった。
乗り始めた頃は全席自由席でピークの時期は通路に新聞紙をひいてごろ寝され足を置くことさえ出来なくなってしまったこともあった。
そのうちに小田原までが指定席区間になったり、臨時便が出るようになったり、ついには全区間指定席になってしまったりした。
その為にこのムーンライトながらの乗車券を取ることがとても難しくなってしまった。特に青春18切符の使用可能期間はプレミアに近い。昨年など10時前からカウンターに並んだのに10時から予約の方のチケット取りをされ私の番が回ってきた5分時点ではもう無くなっていたくらいだ。(臨時の方が取れたから良かったけど・・・)
そして今年である。昨年の失敗を元に人が並ぶ大きな駅ではなく半無人駅という小さい駅で乗車券を取ることにし10時10分前に駅に着いた。
そして10時に発売されるながらのチケットを申し込むと、駅員さんから意外な返答が返ってきた。
「ながら?動いている時期かな?」
一瞬、何を言われたのかわからなかった。
「ながらって1年中ありますよね?」
「今は期間運行だよ。18切符の使える時だけ」
その返答に内心えーっと声を上げた。全く知らなかった事実だったからだ。
だがとりあえず今回必要なのはその18切符の運用時期だ。何しろ私自身がそれを使用するつもりだから。そのまま上手く駅員さんに頼んで無事に乗車券をゲットすることが出来た。
満足感を得て帰宅したのだが、ふと気になってPCで検索した。そしてその結果に愕然とした。初めて知る事実にショックを受けたのだ。
確かに駅員さんが言った通りムーンライトながらは今年の3月から期間運行になっていた。ほぼ青春18切符の使用期間である。それは確認だけだったのでもう驚かなかったが問題はその中身、である。
なんと今のムーンライトながらは停車駅が半減していたのだ!
静岡県内だけでも熱海・三島・富士が減っている。愛知も岐阜も少なくなっている。
今までは降りる駅を富士と静岡で選択できたがもうそれも出来なくなってしまった。
時代が変われば変革することもあるだろう。でも何となく変わるたびに便利でなくなって行くような感じがするのは気のせいだろうか。確かにすし詰めの電車は怖かったが、今となってはあの乱雑さも懐かしく思えてくる。
実際の問題として富士と静岡では自宅には富士の方が近い。帰宅するにはその方が使いやすかった。静岡で降りて車で戻るには夜間はちょっとしんどい気がする。
最近の傾向では24日の公演も多少短めになってきた。ちょっと無理をすれば最終の新幹線に間に合うかも、と昨年思ったものだ。今年がもし同じような状況なら・・・もしかしたら新幹線で帰ることを選択するかもしれない。
そうなるともうムーンライトながらで帰るクリスマスは無くなってしまうのかもしれない。毎年恒例行事が無くなってしまう可能性に少し寂しさを感じている。
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